科目別独学法(学科編①)

FP試験における学科試験の試験科目は「ライフプランニングと資金計画」「リスク管理」「金融資産運用」「タックスプランニング」「不動産」「相続・事業承継」の6科目になっています。このページでは、「ライフプランニングと資金計画」および「リスク管理」の、独学による攻略法について解説したいと思います。独学で、FP試験にチャレンジする受験生は是非参考にしてみてください。

●「ライフプランニングと資金計画」科目の独学法

「ライフプランニングと資金計画」科目は、FP試験の試験科目のなかで中心となる科目のひとつです。
学習内容は、科目名にもなっているライフプランニングや資金計画(ファイナンシャル・プランニング)の手法から、各種保険や年金に関する事柄まで多岐にわたりますが、その中でも特に受験生泣かせなのが、公的年金です。逆に言えば、公的年金の壁を乗り越えることができれば、あとは独学でもスムーズに学習することができます。
独学で、公的年金について学ぶ際には、「国民年金と厚生年金の違い」「第1号~第3号被保険者の違い」「老齢年金・障害年金・遺族年金の違い」そして「年金の支給開始時期」などを中心に押さえておくと良いでしょう。
また、この科目で学ぶ内容は、実技試験にも大きく関わってくるため、そちらを意識した学習をする必要もあります。たとえば、終価係数を始めとした各種係数表を使った計算や、一家のバランスシートを使った計算問題などは必須なので、学科試験対策の段階から、しっかりとマスターすることを心がけてください。

●「リスク管理」科目の独学法

「リスク管理」科目で学習するのは、主に生命保険ならびに損保保険のリスクに関する事柄です。上で取り上げた「ライフプランニングと資金計画」科目と比べると学習範囲は限定的で、なおかつ暗記が中心であるため、独学でも学習しやすい科目と言えるでしょう。
ただし、暗記中心ゆえに、ポイントを絞らずに闇雲に覚えようとすると、途轍もない労力が必要になってしまいます。独学で、「リスク管理」科目を学ぶ際には、各種生命・損害保険の内容に加えて、「保険料計算・配当金の仕組み」「加入時の留意点」「契約者保護の仕組み」「税金」などに絞ると、効率よく覚えることができるでしょう。