科目別独学法(学科編③)

FP試験における学科試験の試験科目は「ライフプランニングと資金計画」「リスク管理」「金融資産運用」「タックスプランニング」「不動産」「相続・事業承継」の6科目になっています。このページでは、「不動産」および「相続・事業承継」の、独学による攻略法について解説したいと思います。独学で、FP試験にチャレンジする受験生は是非参考にしてみてください。

●「不動産」科目の独学法

FP試験の試験科目の中では、内容が限定的なぶん、専門性の高い科目になっています。不動産に関する専門用語が頻出し、この分野に関する知識がない受験生にとっては戸惑うことも多いかと思います。そこで、独学で、「不動産」科目を学習する際には、自分が住んでいる土地や建物など、できるかぎり具体的なイメージを持って臨むことをおすすめします。そうすることで、だいぶ理解がしやすくなるはずです。
ただし、不動産税務に関する事柄については、どうしてもイメージが湧きづらいかもしれません。不動産税務について学ぶ際には、「不動産を取得したときにかかる税金」「不動産を保有しているときにかかる税金」「不動産を売却したときにかかる税金」の3つに整理して学習すると、効率的にマスターすることができます。

●「相続・事業承継」科目の独学法

相続や事業承継は、FPの実務において頻繁に遭遇する事柄ではありません。そのため、他の5科目と比べたとき、実務との絡みでは若干重要度が落ちますが、しかしだからと言って、試験の配点が少ないわけではありません。この科目が試験の合否を左右することもあり得ますので、独学の際も、決して手を抜くことは許されません。

「相続・事業承継」科目の学習のポイントとなるのは、「相続税」と「贈与税」です。そこを起点にして、「相続人」「法定相続分」「相続の承認と放棄」「遺言」、さらには「現金以外の資産(土地、有価証券)」などについて、しっかりと押さえるようにしてください。また、この科目では計算問題も多く出題される傾向にあるので、計算が苦手な受験生は、そちらの対策も必要になってきます。